メルカリで商品を出品していると、度々見かけるのが値下げ交渉。コメントで「〜円になりませんか?」と値下げ交渉をされると、出品者にとっては少々煩わしいような気持ちになってしまいますが、購入者は少しでも安く買いたいからフリマアプリを利用する訳であって、値下げ交渉は欠かせないものであるとも言えます。
では、出品者の視点から考えた時に、値下げ交渉をされた時はどうするべきなのでしょうか。値下げ交渉に応えるべきではないのか、もしくはうまく受け流す方法があるのか。今回は、そういった出品者における値下げ交渉の対処法についてご紹介していきます!
よくある値下げのパターン
購入者にとっても、出品者にとっても度々見かける値下げ交渉ですが、大体はこの二つのパターンに絞られます。
- お値下げ可能でしょうか?
- 〜円にならないでしょうか?
一つ目のパターンに対しては、比較的一般の方が少しでも安く買うためにコメントを送ってきた場合であると考えられ、返答としては「コメントありがとうございます。〇〇円までお値下げできますが、いかがでしょうか?」といった感じになるでしょう。
そして注意するべきは二つ目のパターン。特定の商品カテゴリー(例えばブランド物やカメラなど)において、いきなり半額の金額で値切り交渉をしてくる方がいます。そういった方は、基本的にメルカリで安く仕入れて、メルカリもしくはamazonなどで転売しようとしている転売屋であると考えられます。しかし、相手の利益を与えるためだけに、あなたが値引きして損をする必要はないので、ぜひ注意してくださいね!
必ずしも値下げをする必要はない!
まず大前提として、コメントで値引き交渉をされても、「必ず答えなきゃいけない」という事はありません!値下げ交渉を行ってくる方の大半は、その価格が適正かどうかを全く考えておらず、自分が少しでも安く抑えるためだけに値下げ交渉を行っています。なので、商品に対してきた値下げ交渉に対して、あなたもあなたの手元に残る金額だけを考えて、値下げしても良いかどうかを決めてください。
手元に残る金額で考える
例えば、1万円で買ったバッグをほぼ使う事なく、新品に近い状態で出した時に、「半額になりませんか?」と言われると、ちょっと勿体無いような気がしてしまいますよね。仮に半額に値引きした場合、手数料で10%引かれて送料で500円ほどとられるため、4000円しか手元に残らないことになってしまいます。そうなると、使わないバッグを売ったは良いものの、「代わりに新しいバッグを購入する」といった事がしにくくなってしまいます。
なので、値引きした後の価格で、10%の手数料と送料を引かれて残る金額を基準に、いくらまで値下げしても良いかを考えてみてください。
なかなか売れない場合は大幅な値下げも可
また、もし値下げ交渉のきた商品が、ずっと売れずに残っているものだったとしたら、手元に残る金額よりも大きく値下げすることを優先しても問題ありません!なぜなら、商品が手元に残り続けても一円のお金にならないのに対して、安くても売れたら別のものを買うためのお金に繋がるからです。
また、特に新品同様だからといって、新品と同じ金額で出品していたら誰も購入しようとしないように、今設定している価格で売れ残っていると言うことは、価格設定が高すぎると言うこと。なので、価格設定を見直す目的でも、値下げ交渉に応じるのは良いと言えます。
対処法:値下げ前提の価格設定をする
価格交渉に対する考え方を述べた上で、実際に価格交渉に対してどのように対処したら良いのでしょうか。
一つ目は、価格交渉がくる前提で少しだけ値段を高めに設定すること。最初に売ろうとしていた金額に対して、大体1割増しぐらいの金額がちょうど良いでしょう!そうしておくことで、値引き交渉に答えても十分に自分の手元にお金は残りますし、購入者にとっても満足できる取引が行えます。
ただ、そもそも値引き交渉自体がそもそも煩わしいという方には、名前やプロフィールの欄に”値引き交渉NG”といった、値引き交渉に対応していない旨を記載するのも良いでしょう。少なからず説明文やプロフィールを読まずにコメントしてくる人はいるため、全ての値引き交渉をなくせる訳ではありませんが、少なくとも多くの出品者の方が実践している方法にはなりますね!
値下げした後はどうする?
値引き交渉を行い、自分が提案した金額に相手が(もしくは相手の提示額に自分が)同意した場合、素早く価格の変更をして「〜様専用ページ」といった商品名に変えると、無駄なトラブルが発生しなくて良いでしょう。
最近はあまり見かけませんが、時折値引き交渉を行った後に別の人が購入してしまい、トラブルになる場合があります。これを防ぐために、相手がメッセージを送ってきた瞬間に価格を変更してすぐに購入していただけるようにしたり、他の人が交渉中であることをわかりやすく明記しておくと、余分なトラブルが生まれずに済むでしょう。
まとめ
今回はメルカリにおける、値引き交渉への考え方や対処法についてご紹介していきました!やはりフリマアプリなので、基本的に値引き交渉は避けにくいでしょう。故に、値引き交渉されても良い価格設定にしたり、値引き交渉厳禁の旨を明確にしたり、もしくは商品の売れ残り状況に合わせて、柔軟に対処してみましょう!
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